主な特徴
- 専用機器なしで、お客様がすでに持っているスマホが位置を送り続け、転落・区域離脱・未帰還に気づきます。
- スマホの電源が切れても水没しても、サーバーが帰ってこない人を自ら見つけて警報を上げます。
- 事業者はPCで区域を描いて運営状況を確認し、桟橋ではスマホでお客様を乗せて現場を確認します。
何をするアプリか
海・川・湖で活動する人の安全を、スマートフォンひとつで見守ります。専用端末も毎月の通信料も要らず、お客様がすでに持っているスマホが位置を送り続け、危険な瞬間に気づきます。
利用者は2種類です。お客様はアプリを起動しておくだけで、レジャー事業者はPCの管制ウェブとスマホアプリで、誰がどこにいて誰が危ないかを確認します。地図に区域を描き、船を登録する作業はPCで、桟橋でお客様を乗せる作業はスマホで行います。


お客様 — 乗船・状態・SOS
桟橋で船のQRコードを読み取るとその船の活動に参加し、その瞬間から管制があなたを見守ります。QRが読めなければ参加コードでも入れます。活動が終わると追跡も一緒に終わります。
ホーム画面の下には、SOS・監視・管制への送信・受信警報・帰還確認などの状態が10枚のカードにまとまっています。SOSを3秒押すと管制に届き、画面を見られないときはスマホを手のひらで叩くだけでも呼べます。誤って鳴った警報はスマホを3回たたいて取り消します。



お客様 — センサー・警報の準備・水感知装置
スマホごとに搭載センサーは異なります。アプリは位置・加速度計・気圧計・ジャイロスコープのうちこの端末に何があるかを表示し、各センサーが何の判断に使われるかを示します。ないセンサーがあれば、何の精度が下がるかもあわせて知らせます。
利用するサービス(例:ボート大会への参加・レジャーボートの利用)を選ぶと、その活動に必要なセンサーのうちこの端末にないものと、そのために精度が下がる判断を黄色の文字で示します。
おやすみモードや通知権限のせいで警報が聞こえない状態なら、活動前にあらかじめ指摘します。位置を送る間隔もここで選びます。頻繁に送るほど管制が早く気づけますが、その分バッテリーを使います。
救命胴衣に付ける水感知装置をつなぐと、「水に触れた」が推定ではなく確認になります。装置がなくてもアプリはそのまま動作します。




事業者の管制 — 点呼・警報・運行日誌
PCの運営本部画面は、左に地図、右に人員点呼・船別点呼・リアルタイム警報を置きます。何人中何人の位置が正しく届いているかが最上部に大きな数字で表示され、海では人を船単位で数えるため、船ごとに人数と信号が途切れた人数が1行ずつ並びます。営業区域と危険区域は同じ地図の上に直接描いて決めます。
警報は5段階です。記録のみの段階から、通知、管制による注視、スマホのアラームと管理者への電話・SMS、遭難へと進み、お客様の応答がなければ自動的に1段階ずつ上がります。1日の終わりには運行日誌に運航数・追跡人数・警報・誤報・事故が1枚にまとまり、印刷やCSVでの取得ができます。
運営区域(セクション)は、PCの地図で集合地点を指定し、船が運航する区域を描いてから、その中の危険区域を調整する順で作ります。作ったセクションはすぐにお客様のスマホでの区域離脱・危険区域の判定に使われます。


どんな技術が入っているか
判定はスマホではなくサーバーが行います。サーバーが決まった周期ですべての活動を確認し、帰還予定を過ぎても位置が届かない人を見つけ出します。そのため、スマホが水没したり電源が切れたりしても未帰還の警報は止まりません。位置が途切れた理由が電池切れか、電波の弱い場所か、事故かも見分けて段階を決めます。
船からの転落は、加速度計が捉えた落下の動きと、水に沈んだ兆候をあわせて判断します。潮汐・海流の情報はサーバーが定期的に収集し、孤立や漂流の危険を見積もるのに使います。
通信が切れても位置は捨てられません。送れなかった位置はスマホに蓄積され、つながるとまとめて送信されます。出発前の点検と署名も通信なしで先に済ませられます。帰り道の案内はスマホの中で計算するため、電波がなくても使えます。管制画面は5秒ごとに最新の状態を読み込み直します。
開発記録
似たものを作りたい方へ
どの事例をご覧になって連絡されたかがメール件名に残ります。
営業日ベースで1〜3日以内にお返事します。
メールで依頼する